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北海道アンモナイト化石、産出地別正常巻5点＋資料5点＋,北海道アンモナイト化石、産出地別正常巻5点＋資料5点＋,51rKvxtT5oL._AC_UF350,,sd3_b645f696c35d974b9b29ee0c35,当館所蔵の異常巻アンモナイトが新種として発表されました●北海道でアンモナイト化石が産出する地層は8000メートルにも及ぶ厚さをもつ「蝦夷層群」と言う地層から産出します。　この地層は1億1700万年前から6500万年の9層からなり、それぞれに〇〇期と言う名前が付いています。●およそ1億年前から9000万年前の地層は中部蝦夷層群の地層、それから6500万年前の地層を上部蝦夷層群と言っています。●アンモナイト化石は、この中部から上部にけての地層から産出します。具体的な産出地はお届けします資料をご覧ください。●今回出品したものは、北の地域から中南部にかけて産出した５種類で、①は、北の中川町佐久の産出、めったに採取できない種類で、太めの巻き、側面に２列の突起と高めの筋(助)を特徴とする「テシオイテス」です。上部の一部が侵食されていますが価値ある一品です。②は、①の地域に近い遠別町上遠別の産出、最もアンモナイト化石らしいゴードリセラスの中でも最も巻きの多い「ゴードリセラス・テヌイリラタム」です。➂は、①、②より少し南に下がった羽幌町上羽幌の産出、巻が一巻きしか無く、側面にキール(竜骨)、表面に細かい筋がある「ダメシテス」です。④は、➂より少し南に下がった小平町達布の産出、薄手の巻き、巻の途中に一定の間隔でクビレを特徴とする「ネオプソジア」で、劣化防止剤を塗布したため少し光っています。⑤は、道内の中心部より南に下がった夕張市清水沢の産出、太めの巻き、中心寄りに深めの巻があり、表面が平滑な小粒の「テトラゴニテス」です。少し磨いたため光っています。以上バラエティな５点で、標本として利用して下さい。　　(産出地と属名は台座裏面に記載)●資料は以下の5点で、ご覧になって知識を深めて下さい。1，アンモナイトに関する簡単な解説書2，道内アンモナイト化石の産出地3，主なアンモナイト化石の分類写真4．北海道の主な化石展示施設マップ5，アンモナイト化石に関する新聞記事●プレゼントは、ホースを折り曲げた様な形状をもつ異常巻の「ポリプチコセラスの一部」と、大昔の海の原生動物の殻や骨片が堆積して出来た生物化石と言っても良い「チャート」と呼ばれる鉱石の2点です。